別々の人生を歩む

実は私達姉妹は二人とも離婚している。
小学生未満の子どものが二人いる時だ。
私は他の選択肢はないとばかりに、子ども達を引き取った。
小さかったので、半端ではない大変さだった。
けれど、一番辛い時に傍にいたいのは子ども達だった。
子ども達との生活の為だけに何とかしなければと思い、離婚を後悔もしなかったし、引き取らなければ良かったなんて一度も思わなかった。
妹は義弟に子ども達を引き取られ二度と会わせないと言われ、一度も会っていないそうだ。
時々、当時のママ友が撮った写真を送ってくれるそうだ。
それを身内に送ってくるのだから、可愛いのだろう。
昔も我が子を可愛がっていた。
母親が子どもを引き取るのが当然とは思わない。
ただ父親は子どもの為に仕事を休みにくいものだから、引き取りにくいだけだろう。
実際、妹の子ども達は元姑が世話をしているそうだ。
私はきっと子ども達がいなくなったら、淋しさでおかしくなるかもしれないと、時々思う。
何故なら、うちの子はお腹にいる時から二度も死にかけているから、リアルなイメージがあるのだ。
私ももし子どもに会えなくなっても、妹のように毎日生活して笑うことも出来るようになるのだろうか?
性格は元々違ったけれど、妹との価値観は年を追うごとに違いを見出してしまい、とても離れた道を歩んでいるように思う。
毎日同じ家で暮らして、歳の近い姉妹だったから沢山遊んだ。
妹が何だか知らない人になっていくようで、淋しいような不思議な気持ちになってしまう。
ボニック 楽天